- 費用が増額するけど、ヘアメイクリハーサルは必要?
- 多くの方がヘアメイクリハーサルをおすすめるのはなぜ?
- 遠方会場でもヘアメイクリハーサルを行うことはできる?
結婚式を実施する上で花嫁が必ず行うことの一つである「ヘアメイク」。せっかく納得できるドレスや小物を選んでも、ヘアメイクが不十分だと納得できない気持ちになる可能性も。
とはいえ、ヘアメイクリハーサルは費用と時間を要します。遠方会場で挙式した私もどうするか悩みました。
そこで今回は経験談も交えながら『結婚式でヘアメイクリハーサルをすすめる理由』を解説します。この記事を最後まで読めば、96.3%がヘアメイクリハーサルをおすすめする理由がわかります。
ヘアメイクリハーサルをおすすめする理由7選
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」によると、96.3%がヘアメイクリハーサルは必要と回答しています。おすすめする理由は以下の7つです。
- 当日の進行がスムーズに行える
- ヘアメイク担当者との相性を確認できる
- 当日までに信頼関係を構築できる
- アクセサリーなどの小物との相性も確認できる
- さまざまなパターンを試せる
- 希望の髪型が叶うか確認できる
- 満足度の高い結婚式へ近づける
当日の進行がスムーズに行える
式場の規模や同じタイミングでの挙式カップルの有無にもよりますが、挙式日は慌ただしくなる確率が高いです。当日のみの場合、時間に追われ自分の希望や想いがうまく伝えられない可能性も。
ヘアメイクリハーサル日があれば、担当者とゆっくり話す機会がもてます。また、花嫁の希望をもとに担当者が実際に再現しながら当日のヘアメイクを一緒に考えることも可能です。
経験談:私も当日はスムーズにヘアメイクを終えることができました
私の場合は挙式の1ヶ月前にヘアメイクリハーサルを実施。新郎の実家から自宅へ戻る帰り道に式場があったため、途中下車して向かいました。
ウエディングドレスとカラードレスの2着のみでしたが、担当者といろいろ話していると4時間ほどかかりました。当日に4時間もかけてヘアメイクをすることはできません。
リハーサル日にしっかりと話し合うことができたからこそ、納得いく形で当日をスムーズに終えられることができたと思っています。
担当ヘアメイクさんとの相性を確認できる
ヘアメイクリハーサルを行えば、担当者との相性がよりわかりやすいです。確かに打ち合わせのみでも、ある程度の人柄が伝わる場合もあります。
- 担当者のヘアメイクの仕方
- 打ち合わせ内容の伝わり度合い
しかし以上の事項は実際に顔を合わせながら、当日のヘアメイクを再現してもらうからこそ相性がわかることも。一生の思い出になるイベントの一つですので、十分に検討して判断しましょう。
ヘアメイク担当者が当日と同じかどうか事前確認しましょう
せっかく申し込みをしても当日の担当者とちがっていては、本番で納得できない仕上がりになる可能性も。メイクリハーサルを申し込む前に、挙式場に確認してから判断しましょう。
当日までに信頼関係を構築できる
人は話をしていくうちに人柄がわかっていく部分もあります。ヘアメイクリハーサルを実践することで、実際に顔合わせて話をする機会が増えるので信頼関係が生まれやすいです。
経験談:私も信頼関係を構築できたと感じた一人
遠方挙式で見知らぬ土地だったこともあり、最初は不安が大きかったです。しかしヘアメイクリハーサルで4時間ほど話をしていくうちに担当者がしっかりしていて頼りになる方だとわかり、当日は安心して迎えることができました。
アクセサリーなど小物との相性も確認できる
リハーサルを行うことで、ヘアメイクと小物を相性を確認できます。
- 自分が思っていた雰囲気とちがう仕上がりになった
- ティアラのフィット感に違和感があった
- 自分の希望するヘアメイクと小物のバランスが悪かった
などに気づくこともあります。
持ち運び可能な小物は全て持参がおすすめ
持ち運び可能な小物類は全て持参して向かいましょう。実際に身につけながらリハーサルすることが、本番で1番納得できるヘアメイクに近づけるからです。どうしても持参が難しい場合は写真を準備しておきましょう。
さまざまなパターンを試せる
当日は時間に余裕がなく、ヘアメイクを試す時間がない可能性も。ヘアメイクリハーサルでは時間に余裕がある場合が多いので、気になる髪型やメイクを複数試すことができます。「似合うヘアメイクで挙式に臨みたい」「プロからみたアドバイスがほしい」そんな花嫁さんにとってはとくに魅力的な理由の一つだと言えるでしょう。
経験談:私もプロのアドバイスをいただきながら決めました
自分が似合うと思っているヘアメイクでもプロからみるとちょっとちがう場合もあります。私は骨格スタイルアドバイザーの資格も活用しながら、自分なりに似合うヘアメイクを見つけて画像を事前に保存。
保存しておいた画像と言葉で説明できたので、話もスムーズに進みました。自分では気づかなかった視点からのアドバイスをいただけました。
希望のヘアメイクが叶うか確認できる
希望のヘアメイクは必ずしも叶えられるとは限りません。
- 髪の長さが足りないので物理的に難しいオーダー
- 時間的に難しい質感のオーダー
- ドレスや会場の雰囲気と合わないメイクオーダー
など叶えることが難しい場合も。事前に状況を把握することで、もし思うようなヘアメイクができなかったとしても、希望に近い形でのヘアメイクが可能な場合もあります。
候補のヘアメイク写真をいくつか用意しておくのがおすすめ
言葉で伝えることも大切ですが、伝えきれない場合があります。そこで活躍するのがイメージ画像。実際の希望に近い髪型やメイクの写真を予め複数枚用意しておきましょう。しっかりと後ろも見える写真を用意することで、担当者もよりイメージがしやすくなります。
満足度の高い結婚式へ近づける
満足度の高い結婚式ができる確率も高められます。時間をかけて担当者と話し合いながら進めるので不安が解消されていくケースが多いからです。
ヘアケアメイクリハーサルは、あくまでもリハーサル。失敗してもリスクはありません。むしろリハーサルの段階で失敗することで、本番での失敗を防ぐことができます。
実際にヘアメイクリハーサルで担当者と話し合っている様子が知りたい方は以下の動画が参考になります。ご覧ください。
遠方会場でもヘアメイクリハーサルを実施できる工夫
遠方会場の場合は、とくに費用や時間がかかりがちです。そんな悩みをもつ花嫁さんにおすすめの対策は以下の3つ。
- 前撮りをヘアメイクリハーサルの代わりにする
- 複数の予定を入れて抱き合わせにする
- 出張ブライダルをお願いする
前撮りをヘアメイクリハーサルの代わりにする
前撮りをヘアメイクリハーサルと兼ねる方法があります。
- 別日を設けずに体験できる
- 挙式前にヘアメイクが合っているか確認できる
- 気づいたことは本番までに修正できる
などのメリットがあります。「費用の関係でヘアメイクリハーサルまでは難しい」「時間を捻出することが難しい」そんな花嫁さんに有効な方法と言えます。
複数の予定を入れて抱き合わせにする
遠方会場の場合、会場へ向かうだけでも時間と費用が発生します。そこで有効なのが、複数の予定を抱き合わせにする方法です。
私も複数の予定を抱き合わせにして、ヘアメイクリハーサルを実施
- 新郎の実家帰省
- 結婚式の打ち合わせ
- ヘアメイクリハーサル
以上3つの予定を抱き合わせにしてヘアメイクリハーサルを行いました。かなりの費用と時間を短縮することができました。
出張ブライダルヘアメイクリハーサルをお願いする
自宅でプロのアドバイスや技術を体験できる、「出張ブライダルヘアメイクリハーサル」。今までの方法と比べると費用が高くなる傾向がありますが、時間を大きく節約できます。
「移動を含めた時間確保が難しい」「事情があり会場まで行く回数をできるだけ減らしたい」そんな花嫁さんに有効な方法と言えます。
自分に状況に合わせてヘアメイクリハーサルを実施するか判断しよう!
96.3%がヘアメイクリハーサルをおすすめする理由は以下の7つです。
- 当日の進行がスムーズに行える
- ヘアメイク担当者との相性を確認できる
- 当日までに信頼関係を構築できる
- アクセサリーなどの小物との相性も確認できる
- さまざまなパターンを試せる
- 希望の髪型が叶うか確認できる
- 満足度の高い結婚式へ近づける
費用と時間がかかることはデメリットですが、以上のようにメリットもたくさんあります。
それぞれ人によって状況がちがいます。メリットとデメリットの両方をふまえた上で判断しましょう!
遠方会場の場合は、距離があるぶん不安を感じることが多いです。費用や時間よりも少しでも安心して結婚式を迎えたい。そんな気持ちの強い花嫁さんはヘアメイクリハーサルを受けることをおすすめします。